念願の熊野三山へ ~熊野本宮大社&熊野速玉大社編~
怖いおもい、そしてご不便なおもいをされている方もいらっしゃるとおもいます。
被害がこれ以上広がることなく、できるだけ早く落ち着いた生活に戻られますように、
お祈りしたいとおもいます。
と同時に日本はどこにいても地震の可能性はありますので、お互いに防災の意識を
持ちつつ、その上でやみくもに心配することなく、平常心ですごしたいですね。
紫陽花がきれいな季節ですね。 皆さまは何色がお好きですか?


さて熊野三山の旅の続きです。 翌日は朝早くに出発し、まず熊野本宮大社を訪れました。
この日はちょうど例大祭の最中で、湯登神事が朝から行われるということで一部見学する
ことができました。 どのようなご神事なのかについては、こちらをご覧ください。
http://www.hongu.jp/event/reitaisai/

鳥居をくぐると急な石段が続きます。


掃き清められてすっきりと気持ちのよい社殿エリア。 4つの社殿が並んでいます。

いよいよご神事が始まりました。


その後わたしが今回楽しみにしてい熊野本宮大社の旧社地の大斎原(おおゆのはら)に
歩いて向かいます。
遠くからでも大きくて堂々そびえる有名な大鳥居。

日本一と言われる大きさ。 近づくと本当に大きくて圧倒されます!
この大鳥居、高さ約34m、幅約42mあるそうです。


ここは川にはさまれた中洲のような土地で、しかも昔はうっそうとした森だったようです。
不思議な地形ですが、風がよく通りとても気持ちのよいところで、ずっといたくなるような、
そんなとっても素敵なところでした。
本来ならこの場所に熊野本宮大社はあったわけで、それはきっと素晴らしかっただろうなと
おもいました。 でも残念ながら大洪水で社殿が流されてしまい、先ほどの本宮大社の場所に
移ったんですね。

ここでは不思議なことがあって、手水舎で手を洗おうと思って木製の柄杓を持ちあげたら、
なんと、小さなアマガエルがそこに座っていたんです!
いったいどうやって柄杓の中に入ったんでしょうか??
周りにいた人たちも大騒ぎになって、みんなで大撮影大会になりました!(笑)
(カエルが逃げたらいけないとおもって慌てたので、ちょっとピンボケですみません!)


水がきれいそうだったので、少し歩いて周りを流れている川のほうへ行ってみました。
川のせせらぎの音、そして川面をやさしく吹いてくる風が本当に気持ちよくて、
時間があれば足をつけたりしたかったです。
この日もお天気に恵まれたのでラッキーでした!

この後昼食をいただいて、あとは残すところ、熊野速玉大社のみとなりました。
こちらでは先に古宮のゴトビキ岩で有名な神倉神社のほうへ先に行くことに。
この神倉神社は、熊野大神が熊野三山として祀られる以前に一番最初に降臨された聖地で、
ゴトビキ岩がご神体となっています。

こちらはご覧の通り、赤い鳥居をくぐるといきなり急こう配の、しかも足場の悪い
石段が延々と続きます。 手をついて登らないといけないくらいキツイですよと
脅かされていたので(笑)、念のため木の杖を借りてかなりドキドキしながら登り
始めましたが、意外にスムーズに進むことができました。
雨だったらすべりやすくて大変だったとおもいますが、お天気でよかったです!
(こちらもぜひすべりにくい、歩きやすい丈夫な靴で行かれることをお勧めします!)

こちらがぜひ見てみたいとずっと心待ちにしていたゴトビキ岩。
山の中腹にどうしてこんな巨大な岩があるのでしょう?? 本当に不思議です。
なんだか落ちてきそうですよね!

参拝するため近くに寄るとこんな感じです。 本当に大きくてものすごく重そう!

そしてこちらからの眺めは最高です! がんばって登ってきた甲斐がありました。

石段は上りよりも下りのほうが足にこたえると言いますが、本当にそうですね。
膝や足首を痛めないように気を付けながら、石段を下りて行きました。
(翌日、さぞかし筋肉痛になるかなと心配しましたが、まったく出なくて
ちょっと自信になりました・・・笑)
ここからはまた歩いて熊野速玉大社へ向かいます。

鳥居をくぐると、すぐにあったのがこちらの2社。
八咫烏神社なんてあるんですね~ 手力男神社にもビックリ!


こちらはご神木。

手水舎の龍がこんなちょっと変わったデザインでした。



これにて無事熊野三社の参拝が済んだところで、暑かったこともありかなり疲れました。
そんな疲れた体に何よりも嬉しいモノを発見!
写真を撮り忘れてしまったのですが、こちらでしかいただけないという、その名も
名物「熊野もうで餅」。 モチモチと柔らかくてあんこの甘さも控えめで、最高に
おいしかったです!
https://moudemochi.com/
座って食べられる場所があったので、それぞれ冷たい飲み物やらこのお餅やらを買って、
一休みしました。
帰りのバスの車窓から熊野灘にきれいな川が注ぎ込むのが見えました。

熊野は「よみがえりの地」と言われているそうです。 昔から人は熊野詣をすることで、
心身共に浄化して、生まれ変わってまた新たな気持ちで生きていこうとしたのだという
ことです。
わたしもこのタイミングで念願の熊野を訪れることができ、今までの人生を改めて感謝を
持って振り返ることができました。
この旅でまず那智の滝で身を清めて、次に大斎原の森と川に癒され、最後にゴトビキ岩に
パワーをいただき、また気持ちも新たに丁寧に歩んで行けたらとおもっています。
そして今回改めて気付いたこと。 それは三山とも古宮のほうがわたしは好きということ
でした。 いずれももともと置かれた場所というのは、自然のエネルギーや環境がそれだけ
素晴らしいということ。 ですのでわたしの場合は立派な社殿に惹かれるのではなく、
その場所のエネルギーに惹かれるのだなぁとおもいました。

熊野の自然は本当に雄大で素晴らしいので、伊勢よりもアクセスが難しくはなりますが、
機会があればぜひ皆さまも訪れてみていただけたらとおもいます。
☆たまたま見つけたこちらのサイトに上手に熊野のことがまとめて紹介されているので、
よろしければ参考になさってください。
https://laflora.jimdo.com/%E4%B8%96%E7%95%8C%E9%81%BA%E7%94%A3-%E7%86%8A%E9%87%8E%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6/
念願の熊野三山へ ~熊野那智大社編~
5月だというのに蒸し暑い日が続きますね。 体調、崩されたりしていませんか?
今年は梅雨入りも早まりそうですね。
だいぶ前になってしまいましたが、4月の半ば頃、かねてから一度ぜひ行ってみたいと
おもっていた熊野三山にようやく行くことができました。
一泊二日の強行軍でしたが、お天気に恵まれて、各元宮(古宮)も含め、6か所すべて
今回廻ることができ、とても感激しました。
ただ時間の関係で、熊野古道はごく一部だけしか歩くことはできませんでした。
時間が経ってしまったので、簡単に振り返りたいとおもいます。
☆
このツアーでは名古屋からバスに乗って熊野に向かったのですが、その途中で急きょ
花の窟屋神社にも少し立ち寄ることになりました。
どのようなところかについては、こちらをご参照ください。
http://hananoiwaya.com/hananoiwaya/iwaya_index.html
わたしはこの神社のことは知らなかったのですが、他の参加者の皆さんはよく知って
いたようで、予定外に立ち寄れたことをとても喜んでいました。
ちょっと不思議な独特な雰囲気のところだったので、わたしもこちらを知ることが
できてよかったです。



その後いよいよ初日は熊野那智大社へ向かいます。 那智の滝をずっと見てみたいとおもっていたので、
到着した時はすごくワクワクした気持ちでいっぱいでした。
ただ残念ながら社殿がちょうど修復中で、脇に設置された特別な場所からの参拝となりました。



熊野といえばヤタガラス。 いろんなところでヤタガラスの像を目にしました。

社殿を出たところに大きな樟のご神木があり、胎内くぐりができるようになっていました。
せっかくなのでわたしも入ってみることに。



隣接する青岸渡寺も残念ながらこんな感じでした。



とにかくこちらは敷地が広くてかなりの距離を歩かなければなりません。 いい運動になります(苦笑)
しかも坂が多いので階段の上り下りもかなりあります! 皆さん、ぜひ歩きやすい靴でいらして
くださいね。
そしていよいよテレビでよく目にするこちらの光景が! やはり実際に見ると感動します♪

五重塔にも上ってみました。 さすがに見晴らしがよくて、遠くに熊野灘が見えました!

さらに那智の大滝へと向かって進みます。 熊野那智大社の元宮は大滝がご神体の
飛瀧神社です。 わたしはこの大滝に行くことをすごく楽しみにしていました。
先ほどまで遠くに見えていた大滝が、今はもう目の前で感激です!


アップにすると春でまだ水量がそれほど多くないので、ちゃんと三筋に見えます。
(滝の動画を撮ったのですが、なぜか縦に向きを変えられなくて、それと周りの
人の声が大きく入ってしまって残念なので、ご紹介できずすみません。。)

楽しみにしていた場所なので、大滝をバックに記念写真をお願いしました。

かなり夕方の時間になってきたので、ここからは少し急いで大門坂を下ることに。
熊野古道のごく一部ですが、味わえることになりました。
石畳がちょっと歩きにくく、だんだんと足にこたえてきます。。
それでも風情ある、美しいたたずまいの昔の道を歩くのは楽しい体験でした。
熊野古道初心者なので、アドバイスに素直に従って、杖を使って歩いたのですが、
これが正解でずいぶん助かりました! なので皆さまにもお勧めします。


道の両側にはこんな高くて立派な杉木立が延々と続きます。


途中には庚申塚があったり、樹齢800年の楠の大樹があったり、竹の子がニョキっと
大きく地面から伸びていたり、いろいろな楽しい出会いがありました(笑)
そして最後に出迎えてくれたのが、こちらのとりわけ太い立派な夫婦杉でした!

この橋を渡ると平地に出ます。 すると今度は色とりどりのきれいな花々が
わたしたちを迎えてくれました。
まるで古道をがんばって急ぎ足で歩いたご褒美のように感じました。



とりわけこの一面に広がるピンクの可憐なレンゲ畑には目が♡になりました(笑)

大門坂の碑の前で記念写真。

バスの駐車場へ行くと、またまたヤタガラスの像が。 サッカーの日本代表のマークが
このヤタガラスですよね。
ワールドカップ世界一になった女子サッカー選手たちの足形もありました。
代表で澤選手の足型をパチリ!


これで長かった一日目の日程が無事終了となり、バスでホテルへと向かいました。
この日は朝早くに新幹線に乗り込んだので、さすがに皆さんお疲れのご様子。
わたしもホテルで皆さんと夕食を取ったあと、早めにお部屋に戻って休みました。
旅の続きは次の日記にてご紹介します。
2018年立春、そして旧正月を迎えて
全国的に厳しい寒さが続いていますが、お元気におすごしでしょうか?
新年を迎えてかなり日が経ちましたが、今年もどうぞよろしくお願いいたします!
相変わらずのんびりペースの更新になりそうですが、懲りずにお付き合いいただけたら
嬉しいです♪
写真は今さらですが(苦笑)、家族と見た初日の出。
まぶしいほどオレンジ色に輝いて、とってもパワフルでした!

少し前になりますが、1月31日に皆既月食がありましたね。 わたしはその日、
諏訪湖へ行っていました。 初めて諏訪大社4社を巡ってきて、その夜がちょうど
月食で、諏訪湖のほとりでかなりの寒さの中、空を見上げていました。


諏訪大社は上社(前宮、本宮)と下社(春宮、秋宮)の4社があります。
いずれも4本の立派な御柱に囲まれているところが特徴です。
それぞれ違った趣がありましたが、中でももっとも原始的で素朴な信仰の場としての
雰囲気が感じられた前宮が、個人的には一番好きでした。
脇にきれいな水の小川が流れていて、とても気持ちのよい場所で、この日はお天気が
よかったので鳥居の手前からは雪の八ヶ岳がきれいに見えて感激しました!



諏訪湖といえば、わたしが行ったときも御神渡りのような氷の道が少し見られたのですが、
帰った翌日、正式に御神渡りの出現が認められたそうです。 なんと5年ぶりとのこと!
2月5日にはご神事も行われたようです。
御神渡りについては、こちらもよろしければご参照くださいね。
https://shimosuwaonsen.jp/info/omiwatari/
☆
次はエンターテイメントのお話です。 先日珍しくイギリスの有名な男性ミュージカルスター
ふたりのジョイントコンサートに行ってきました。
というのも知り合いの方がとにかく大ファンなので、いったいどんなふうに素敵なのか(笑)
観てみたくなったんです。
その二人というのはコチラ、マイケル・ボールとアルフィー・ボー! 初来日だそうです。

パワフルな歌声、声量の素晴らしさはもちろんのこと、とってもお茶目でダンディー
なのにハートフルでチャーミングなお二人にすっかり魅了されてしまいました!
サービス精神旺盛で、観客の大半が年配の方だったのですが、皆さんノリノリで
ビックリ(笑)
2階席だったのですが、わたしもつられて思わず立ち上がって踊ってしまいました!
やっぱり大スターって強い光・華やかな輝きを放っているなぁと改めて感じました。
こんなに大きなホールの観客を一気に魅了してしまうのですから!
ぜひ今度は彼らが出ているミュージカルを本場で観てみたいなとおもいます。
そして今度は反対に瞑想的な静かなピアノの演奏をされるウォンウィンツァンさんの
トーク&ミニライブに行ってきました。
NHKの旅番組などのテーマ音楽によく使われているので、ご存知の方も多いのではと
おもいます。
ウォンさんもすごく自然体でチャーミングな素敵な方でますます大好きになりました!
彼のピアノを聴いていると、なんだかとってもなつかしくなって泣きそうになります。
そして今は冬季オリンピックの真っ最中! このところの日本人選手の活躍ぶりに
連日胸を熱くされている方もいいのではないでしょうか。 わたしもその一人です!
言葉にできないくらいの努力を積み重ねてきた選手の皆さんが、自分の持つ力をすべて
本番で出し切る素晴らしさ、メンタルの強さ、しかもメダルという結果を出すというのは
本当にすごいことだとおもいます!
自分を信じて、その自分自身を世界に向けて全身全霊で力強く表現する姿はとても美しく、
見ている者の心を熱くしてくれますね。
人が最高に輝く瞬間を見せてもらうと本当に幸せな気持ちになりますし、わたしたちも
すごいパワーとエネルギーを与えてもらえますよね。

羽生選手のフィギュアももちろん素晴らしかったのですが、わたしが特に感動したのは
スケートの小平選手。 小平選手と韓国のイ・サンファ選手との素敵な関係です。
ライバルなのに真の友情の絆で結ばれていて、しかもお互いにリスペクトし合っている。
そのことがお二人を見ていると本当に伝わってきて胸がふるえます。
日本・韓国両方のメディアでもお二人の関係を讃えていましたね。
国を超えてこんなふうに軽やかに人と人が美しくつながることができるということを
身をもってわたしたちに見せてくれたことに心から感謝したいです!
こういう人と人の在り方、最高に素敵です♪
これからの世界がこんなふうだったらいいなとおもわずにはいられません。

アーティストもアスリートも、日ごろから努力して技を磨いて、最高の自分を全身全霊で
世界に向かって表現する姿に、人としての美しいいのちの輝きを見る気がします。
そんな圧倒的な光に触れると、わたしももっと自分の中の情熱に従って思いっきり生きて
みたい!という気持ちになります。

そして今年に入って他にもこれからのわたしたちの在り方が素敵に変わっていきそうな
気配を感じるニュースが目に留まりました。
その一つはミシュラン三ツ星のレストラン(フランスだったとおもいます)のシェフが、
三ツ星の名誉をキープし続けることにエネルギーを取られるよりも、自分らしく料理を
することに専念したいということで、ミシュランを自ら辞退したそうです。
この決断は、ある意味で勇気がかなり要ったことではないかなとおもいます。
そして他にも年々加熱する恵方巻のブームに乗って、恵方巻の増産をむやみに続けるのは
もうやめると、あるスーパーが宣言したというのです。
というのは、節分をすぎて大量に売れ残った恵方巻が無残にも捨てられることが問題に
なったのを見て、こんなことはおかしいとスーパーのオーナーが決断したのだそう。
2つとも小さなことではありますが、たまたまニュースで報道されているのを見た時、
これからは流行や世間の価値観ではなく、一人一人が勇気を持って自分のハートに従って
どう生きて行くのかを自由に決めていく時代になっていくのかなと、嬉しく感じました。

最近公開された映画「グレイテスト・ショーマン」の主題歌「This is me」を劇中で
歌っているキアラが、「わたしたちはそろそろお互いの違いを楽しんでもいいのでは?」
と語っていたの偶然テレビで観た時も、「あ~、やっぱりこれからは本当にそういう
時代になるんだ!」と改めて確信したような気がします。
☆ひとりひとりが主役の時代へ☆ なんだか楽しみになってきました♪

秋から冬へ ~ 2017年のおわりに ~
新しい年を迎える準備できっと慌ただしくおすごしなのではないでしょうか。
前回のブログからまたまたずいぶんと空いてしまい、なんとか年内のうちにと
大慌てでこの日記をまとめた次第です(汗)

クリスマスの前でしたが、友人と会うために久しぶりに東京タワーがよく見える
ホテルのラウンジに行く機会がありました。
その時にライトアップが途中からクリスマス・バージョンに変わったのですが、
デザインがとっても可愛かったのでご紹介したいとおもいます!
最初はおなじみの通常パージョン

そしてこちらがクリスマス・バージョン☆
(真ん中あたりに小さな♡マークがあるのが見えますか?)

クリスマスと言えば、毎年楽しみにしているのですが、TBSで深夜に放送される
小田和正さんの「クリスマスの約束」という歌番組をご存知ですか?
毎回豪華なゲストたちと小田さんが、とっても美しい歌のハーモニーを次々に
聴かせてくれる、かなりぜいたくな構成になっています。
(小田さんからわたしたちへの「クリスマス・プレゼント」なのでしょうね♪)
岩手に住む友人と、番組のあとお互いまだ興奮冷めやらぬうちに、「今年のも
やっぱり最高だったね~」とメールで盛り上がりました(笑)
いつか番組収録に行ってみたいですね。
☆
この秋はまたいろいろ知的分野で興味深いものといろいろ出会いました。
そのひとつが「アクティブ・ホープ」というコンセプト。
絵本を使ってこの「アクティブ・ホープ」に触れてみようという面白い講座が
あって、友人に誘われて参加したのです。
その後さらに本も読んでみたのですが、心惹かれるものを感じています。
簡単に説明すると、仏教的な考え方が根底にあるようです。
様々な面でひどく分断されてしまっているこの世界に、つながりをもう一度
取り戻そうとする取り組みです。 そのつながりの中で、現在の地球の様々な
困難な問題に、希望を持って新たな視点で向き合っていこうというものです。

そして新国立美術館で開催されていた大人気の『安藤忠雄展』にも行ってきました。
彼の建築が好きということもありますが、個人的には彼自身にとても興味があって、
テレビのインタビューや対談などはなるべく見るようにしています。
まず独学でこのような世界的な建築家になったことにも驚かされますし、植樹など
街の環境づくりにも積極的に力を入れていて、そのバイタリティーあふれる生き方が
とても素敵だなぁとおもっています。 いつかご本人のお会いしてみたいです!
こちらが有名な「光の教会」。
(この日はあいにくちょっと曇っていたので光が弱かったのですが。。)

外から見るとこんな感じです。

それから今月はスーパームーン、そしてふたご座流星群もありましたね♪
流星群のほうですが、家のベランダから10個ははっきりと見ることができました。
皆さんはいかがでしたか?(スーパームーンもきれいでしたね~)

この秋は、いろんな場で自分が感じていることや考えていることなどをシェアさせて
いただく機会が多くありました。
振り返ると、「奇跡のコース」のセミナーであったり、先ほどの絵本で「アクティブ・
ホープ」について学ぶ会や、他にも初めて参加した集まりなどでも、珍しく自分から
手を挙げて(笑)質問をしたリ、自分の考えをお話ししたりしました。
すると発言したあとの休み時間などに、何人か知らない方から「先ほどのお話がとても
よかったです」とか「わかりやすい質問をしてもらって助かりました」など直接声を
かけていただき、思いがけず嬉しかったです。
せっかくの貴重な学びや分かち合いの場なので、少しでも他の皆さんのお役に立てたり、
その場のつながりを作るお手伝いができたら、それは自分にとっての喜びなのだなぁと
改めて感じました。 これからもできるだけ心掛けるようにしたいとおもっています。

わたしは以前からケルト文化になぜか心惹かれるものを感じているのですが、
先日金属弦のアイリッシュ・ハープの演奏を間近で聴く貴重な機会がありました。
とても繊細な音で、天上界を思わせるような静かで不思議な美しい音色でした。
またハープに施された文様もとても複雑で神秘的な雰囲気がありました。
アイルランドにもいつかじっくり行ってみたいですね。
(ライアーもありますし、ハープにはいろんな種類がありますね~)
奏者の寺本圭祐さん https://sites.google.com/site/dririshharp/home

繊細な音色をお楽しみください♪
そういえばもう一つ、珍しい楽器の演奏を聴く機会もありました。
グラヴィコードというピアノの前身と言われる鍵盤楽器の一種です。
こちらもとても繊細でひそやかな音色で、その音を聴き取るためにものすごく
耳と意識を集中させる体験だったのが印象的でした。

長くなりますが、今年は特に後半、なぜか富士山の周辺に行くことが重なりました。
このはなさくやひめのお導きが強かったのでしょうか?
箱根の芦ノ湖に出かけた際、久しぶりに駒ヶ岳山頂の元宮を参拝しました。
紅葉は終わりかけでしたが、晩秋らしいしっとりとした風情がありました。






11月の終わりでしたが、日帰りバスツアーで富士山周辺の浅間神社五社を巡りました。
いっしょに行く予定だった友人が行けなくなったのが残念でしたが、この日は最高の
お天気に恵まれて、最後まで雲一つない美しい富士山を、いろんな角度から眺めることが
できて感激しました!
またこのツアーには仏教に造詣の深い講師の方がいろいろと富士山信仰などについて
説明しながら案内してくださったので、最後まで興味深く巡ることができました。
特に富士講や神仏分離令、廃仏毀釈運動について新たに知ることも多く、とても勉強に
なりました。

近いと迫力があります! 本当に神々しいまぶしさです☆

5つの浅間神社は立派な杉木立の参道が印象的なところが多かったです。


さらに母と美ヶ原高原にある、王ヶ頭ホテルというところに一泊してきました。
標高2000メートルの山頂にあるお宿で眺望がとにかくすばらしく、360度
ぐるっとアルプスの雪山を眺めることができます。

高原もさすがに一面凍り付いています! 寒そう~

木立の中の雪道を歩いていくと。。

繊細な霧氷がとってもきれいでした☆

お不動様もさすがに寒そうです!(笑)

わたしもせっかくなので記念撮影♪(あまりの寒さに鼻が真っ赤デス)


眼下には松本の街が見えています。 そして輝くばかりのアルプスの山々!

王ヶ頭にはテレビ塔が多いのがちょっと残念なのですが。。

夜には松本の街の夜景がキラキラ瞬いて宝石のようにきれいでした☆
ただ、この日は夜はあいにく曇っていたので、満点の星空を見ることは
できませんでした。
翌朝、早起きして日の出を待っていると、富士山が左手のほうに小さく
くっきり見えて感激しました!(わかりますか?)

朝焼けに赤く染まる雪山もきれいでした。

母も今回の宿泊はとても喜んでくれて、部屋の窓から目の前をどんどん流れていく
雲を眺めながら、「あの雲、大根みたいじゃない?(笑)」なんて子どものように
無邪気に話していたのがおかしかったです。
この大自然の壮大さ・美しさには本当に圧倒され胸がいっぱいになりました。
王ヶ頭で見た景色はちょっと異次元というか非日常の世界だったので、母にとっても
わたしにとっても忘れられない旅になりました。
☆
長くなりましたが、自然の中ですごす時間はわたしにとって、けっして欠くことの
できない大切な時間だと感じます。
自然界のバイブレーションに包まれていると、自分がおのずと整っていくというか、
自分自身に戻っていける気がします。
これからも心身が欲した時には出かけていきたいとおもいます。
そして来年は「つながり」を大切にして、自分がいろいろなところで小さな架け橋
のようになれたら嬉しいです。
またどこに行ってもどこにいても、その場所で平和を感じられるようでありたいな
とおもいます。

最後に、写真中心ののんびりペースの気ままなブログですが、今年もご覧いただき
ありがとうございました!
この世界には美しいところがたくさんあるのだなぁと、少しでも感じていただけたら
嬉しいです。
これからも好奇心にしたがって、地球の美しさ・素晴らしさをたくさん体験して、
その感動をまた皆さまとこちらのブログで分かち合っていけたらとおもっています。
それでは皆さま、おからだに気を付けてお元気によいお年をお迎えください。
そして来年もどうぞよろしくお願いします♪
P.S. 絵本の会については、よろしければこちらをご覧くださいね。
https://ameblo.jp/ayalove343

読書、音楽、旅、そしてちょっぴり哲学モード?の秋
ここへ来て急に寒くなってきました。 日もすっかり短くなって寂しくなってしまいますね。
またまただいぶ間が空いてしまいましたが、皆さま、秋を楽しくおすごしでしょうか?
今年は天候が不順だったせいか、紅葉がいつもよりもちょっと早かったり、あまりきれいに
色づかないまま木々の葉が枯れて散っていくような気がします。
こちらは今日久しぶりに見つけた環天頂アーク。 けっこう長い時間出ていました。

地元のイチョウ並木もすっかり黄色く色づいています。


わたしはこの秋は読書に音楽、そして旅をちょこちょこ楽しみつつ、一方で改めて自分の
ことを振り返り、これからのことをじっくり考える時間をすごしていました。
なんだかかなりある意味とっても濃い(笑)2017年の秋となっています。
(もちろん合間に月一度、絵本の会の開催は楽しく続けています!)
時間が経ってしまったので、それぞれ振り返りながらまとめてご紹介したいとおもいます。
まずは読書から。 この秋読んで(再読したものもありますが)、特にいいなとおもった
ものはこちらの3冊。



次に芸術の秋ということで、久しぶりにいろいろな音楽を聴く機会がありました。
もともとジャズ、特にピアノトリオが好きなのですが、渡辺貞夫さんのサックスも
大好きで、2年ぶりくらいにあの大人のムードたっぷりの、しっとりと柔らかく
包み込むような温かい音色を堪能することができて嬉しかったです!
そしてサントリーホールで(何年ぶりでしょう?)、アリス・紗良・オットさんの
ピアノ演奏を聴きに行くことができました。
クラシックのコンサートは本当に久しぶりでしたが、オーケストラもやっぱりいい
ものですね♪

他にも今テレビで見てとっても気になる素敵なバイオリニストがいます。
それがこちらのセルビア生まれのネマニャさん。
いつか彼の演奏を生で聴いてみたいとおもいます!
さて旅ですが、10月半ばに初めて念願の奄美大島を訪れることができました。
2泊3日の短い滞在だったのが残念でしたが、最後まで最高のよいお天気に恵まれて、
美しい青い海、そして濃く茂る緑に感激しました!
2日目の早朝には虹が現れてくれて、奄美の神様から祝福をいただいた気がしました。
この日は海上タクシーで加計呂麻島へ渡りましたが、海も山も素晴らしかったです。


楽しみにしていた本場の鶏飯。 とってもおいしかったです♪


聖なる滝。 虹色のオーブがいっぱい!

まさに加計呂麻ブルー! 鮮やかなのに、何ともいえない吸い込まれそうな深い青。


ガジュマルの古い大木。 素晴らしい気を放っていました。。

マングローブの森。 時間があればカヌーでゆっくり川下りしてみたかったです。


最後にビーチで見た夕陽。 ゴールドに輝いて美しかったです。

帰りの飛行機の中から見た少しずつ暮れていく空が何ともいえず美しく、目が離せませんでした。



奄美大島にはぜひいつかまた、もっとゆっくり滞在してみたいです。
10月の終わりには今度は日帰りのバスツアーで、母と信州へ行ってきました。
ご存知の通り、10月は雨が多かったですよね。 この日もやはりどんより曇っていて、
それでも時折陽が射してくれたのと、傘を差さずに済んだのはありがたかったです。
入笠山に最初に向かいましたが、ここは湿原があり、霧がたちこめて幻想的でした。

そして山からロープウェイで地上に戻った時、一瞬だけ八ヶ岳が姿を少し見せてくれました。
次に向かったのは東山魁夷の有名な絵「緑響く」のモデルとなったと言われている
御射鹿池(みしゃがいけ)。
こちらも残念ながらかなり霧に覆われていたのですが、それでも神秘的な雰囲気は
十分伝わってきました。



御射鹿池については、こちらのブログも参考までによろしければご覧ください。
http://aipittura.exblog.jp/20522909/
秋は栗がおいしい季節ですね。 この時期になると和栗のモンブランを一度は
食べたくなります(笑) さわやかなハーブティーといっしょにいただきました。
こんな秋のティータイムは本当にしあわせな時間です。

皆さまはどんな秋をおすごしですか?
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9月は水辺のスポットへ
しかも今週は特にずっと雨マークがついて、かなり個人的にはブルーになっています(涙)
だいぶ間が空いてしまい、久しぶりの更新となりました。
少し前になりますが、4日は中秋の名月でしたね。 ちょっと雲が多かったですが、皆さま
ご覧になりましたか?
季節の移ろいをこんなふうにじっくり味わうって、とても豊かなことだなぁと感じます。
四季を愛でる日本人の繊細な感性を改めて大事にしたいですね。

9月は思いがけず自分を深く見つめる時間が多くなり、今までの人生をもう一度まとめて
振り返る作業をしていました。
そんなことをしながらも、合間合間に各地の水辺のスポットへ出かける機会がありました。
こころとからだが水辺に行くことを求めていたのかなともおもいます。
すすき、秋らしい風情がありますね♪


9月9、10日の週末に用事があって久しぶりに大阪へ行くことになったので、前泊して
京都にも立ち寄ることにしました。
京都はたくさんいいところがありますが、まだ暑かったこともあって貴船神社のあたりを
ゆっくり歩きたいなということで行ってみました。

そうしたらビックリ! とにかくすごい人なんです! 以前はここまでではなかったので、
今ではこんなに人気のスポットになってしまったのだなぁとちょっとショックでした(涙)
まだまだ川床を楽しむ人たちも多いんですね。 それで混み合っていたようです。
川のせせらぎの音を聞きながらゆっくり歩いて回ろうとおもっていたのに当てが外れて
しまい残念でしたが、それでもせっかくなので結社、奥宮まで行ってみることにしました。

本宮では参拝するのに初詣のような長い行列ができていてしばらく並ぶことに。
そのあとは冷たいご神水をいただいて、少し生き返った気がしました。
次に結社に向かいます。
今回はこの結社のあたりが個人的には一番気持ちのよいエネルギーを感じて、
特に好きな場所でした。

最後に奥宮へ。 思っていたほど遠い距離ではなかったので気持ちよく歩けました。
ただこの時は少し曇ってきたこともあり、ちょっと謎めいた不思議な雰囲気を感じました。

季節がいいと京都は人が多いので悩ましいところですね。
最近は人混みが苦手なので、季節を外しても今度はなるべく空いている時期にゆっくり
行きたいなとおもいました。
今回京都でいただいたおうどん。 とってもおいしかったです!
寒くなってきたのでまた食べたくなりました(笑)

京都の次は、行ってみたい絵本美術館があるのと温泉に入りたくなって熱海に行きました。
まずは伊豆山神社へ。 この日は参拝者が少なくてゆっくりできました。

手水舎には紅白2体の龍が。 なんだかおめでたい感じですね(笑)


こちらは神様が降り立った光り石だそうです。

伊豆山からの海の眺め。 お天気がよかったので海も空も真っ青でした。

この後せっかく熱海まで来たので、絵本美術館への道中にあるということで、来宮神社にも
立ち寄ることに。 こちらはすごい人出でかなりにぎわっていました。
樹齢2000年を超える御神木の大楠から、今回もまた素晴らしいパワーをいただくことが
でき、感謝の気持ちでいっぱいになりました。 何度訪れても感動します!



お天気がよく風が気持ちよかったので、屋外でおいしいお菓子とお抹茶をいただいて
素敵なティータイムになりました。

そして次にお目当ての戸田幸四郎絵本美術館に。
かなり駅から離れた山の中にあるので、人が少なくてゆっくり鑑賞することができました。
写真は撮らなかったのでHPだけご紹介します。
http://www.todaart.jp/
このあと日帰り温泉にゆっくり入り、熱海を満喫した一日となりました。
横浜からだと熱海ならこんなに日帰りでもいろいろ楽しめることがわかってよかったです!
長くなりますが、最後は23日秋分の日に今度は日帰りで河口湖の浅間神社に参拝に行く
機会がありました。
新宿から高速バスで向かったのですが、祝日のためか高速道路が大渋滞で、かなり予定を
オーバーして到着することになりました。


この河口浅間神社では正式参拝したあと、境内の奥の敷地へと進むと、有名な杉の巨木が
次々にあらわれました。 まっすぐに天高く伸びていく立派な杉の巨木には圧倒されました。
その中でも特に有名なこの対の2本は「両柱杉(男女杉)」というそうです。

木の大きさについては、こちらの写真で少しはおわかりいただけるでしょうか。

この日は曇っていたのですが、参拝が終わって外に出ると、先ほどまでは雲に隠れて
見えなかった富士山が姿を見せてくれました! こんなに富士山、近かったんですね。

ちょっとしんどい9月でしたが、水辺や自然に助けられて乗り切ることができました。
年々こうした自然の中ですごす時間が自分にとってかけがえのないものとなっているのを
感じます。
この流れで今月もまた初めての場所でしたが、大自然の中で素晴らしい時間をすごすことが
できました。 次回の日記でご紹介したいとおもいます。
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夏の終わりに海が見たくなって。。
なりました。 これからはお月さまがきれいな季節になっていきますね。
週末には台風の影響がありそうです。 3連休、ぜひ気を付けておすごしくださいね。

この夏は雨が多くて夏らしい日が少なかったこともあって、8月の終わりのお天気のよい日に
無性に海が見たくなって、伊豆下田へ向かいました。
いくつかビーチがあるようですが、今回は白浜に行ってみることにしました。
この日は絶好の海日和、日差しがまぶしくて砂浜は白く、海は鮮やかな美しいブルーグリーンに
輝いていました。 海風に吹かれていると本当に気持ちがよくて、一気に自分の気持ちもからだも
浄化されていくのを感じました。
泳ぎこそしなかったのですが、砂浜を裸足で歩いたり白浜神社をお参りしたり、ビーチでのんびり
すごしました。 夏の終わりにようやく夏らしい一日を楽しむことができました。

















この秋の小さな旅日記 ~軽井沢、三島・箱根編~
飛ぶようにすぎてしまったような気がします。
今年もあと残り一ヶ月のみ。 何だかちょっと焦ってしまいますね。

それでは秋の旅日記の後半です。
11月初めに絵本関係の同期と二人で、軽井沢に出かけました。
共通の素敵な知人女性が住んでいて、車でとっておきの場所へいろいろ
案内していただきました。
最高のお天気にも恵まれて、ちょうど見ごろの美しい紅葉を行く先々で
楽しむことができました。
まず向かったのはレイク・ガーデン。 広い敷地いっぱいに、数え切れない
ほどの様々な美しい花が植えられているのですが、残念ながらちょうど
今年の営業が終わってしまったばかりで、中に入ることはできませんでした。
それでも池の外側から、静かで美しい景色を眺めることができました。
まるでヨーロッパのような風景。 どこを見ても絵になります。。


次に向かったのは有名な雲場池。 こちらはさすがに大勢の観光客と地元の人で
かなりにぎわっていました。
ご覧ください、この鮮やかな赤!
あまりの美しさにわたしも友人も言葉を忘れて、思わず見とれてしまいました。。



軽井沢なのに、ちょっと京都みたいでしょう?(笑)



雲場池の感動が冷めやらぬうちに、わたしがぜひにとリクエストしていた
石の教会へ向かいます。
◎石の教会については、教会内部の撮影が禁止されているため、こちらを
ご覧ください(中がまたとってもステキなんですよ~)
http://www.stonechurch.jp/

教会へ続く長い散策路がとても素敵でした♪

夕方に最後に訪れたのが、こちらもお願いしていた龍神の池のある真楽寺。
前回は雨の中の訪問でしたが、今回はまたとない晴天だったせいか、水中の
藻の緑が鮮やかに見えてとても神秘的でした。
湧き水の池なので、驚くほど水が透き通っています。。





日が傾くにつれ、池に水面の色合いが変わっていく様子にも魅了されました。


石段を上がり本堂のあるところへ出ると、このあたりも紅葉が見ごろで
夕日に映えてとてもきれいでした。


以上、軽井沢でした。
☆
次はこちらも絵本の先輩に誘われて、日帰りで三島の「クレマチスの丘」へ
初めて出かけてみました。
「クレマチスの丘」はいくつかの美術館や美しいガーデン、そしてレストラン
などがあり、見どころたくさんのとても広大な施設です。
(三島駅から無料のシャトルバスが出ていて便利ですよ~)
◎HP https://www.clematis-no-oka.co.jp/
美術館も一通り見て回りましたが、この日もお天気がすごくよかったので、
オブジェや彫刻が点在する、お花のきれいな庭園の散策が楽しかったです♪






この赤とんぼ、わたしの手の上にも止まってくれました♡

最後は箱根です。 雨が降った後だったので、しっとりとした秋の風情を
味わうことができました。
うっすらと富士山、そしてスーパームーンが一瞬でしたが、顔をのぞかせて
くれて嬉しかったです。

白龍がスーッと動いていくようにも見えました。




箱根に行くと、必ず参拝に立ち寄るのが九頭龍神社。
芦ノ湖畔の素敵な散策路を歩いていきます。 いつ来ても静かで気持ちのよい
ところで大好きな場所です。




木目がすごく複雑な迷路のよう(指紋みたい?)で面白いですね~






そろそろ秋も終わりますね。
これからは初冬のお散歩を、ぜひ暖かくして楽しんでくださいね♪
この秋の小さな旅日記 ~淡路島&奈良編~
今年の冬は寒くなるのでしょうか。
インフルエンザも流行ってきているようですので、どうぞ気を付けて
おすごしくださいね。

この秋は日帰りも含め、何回か国内を小旅行する機会があったので、
そちらを2回にまとめてご紹介したいとおもいます。
お天気にも恵まれ、またちょうど美しい紅葉の時期と重なったことも
あって、行く先々で秋の風情を満喫することができました。
もう1ヶ月ほど前になりますが、関西の知人に誘われて初めて淡路島へ
行ってきました。
この知人女性は巫女舞を習っていて、日本各地の神社にお仲間の皆さまと
舞を奉納されているのですが、今回は淡路島の伊弉諾神宮にて奉納する
というので、そちらを拝見することができました。
途中で通った明石海峡大橋。

◎伊弉諾神宮についてはこちらをご参照ください。
HP http://izanagi-jingu.jp/hp/
この日は頭髪感謝祭(こんな行事があるんですね!)のため、巫女舞を奉納する
ということでした。
初めて巫女舞を見ましたが、舞のみならず衣装もとても優雅で美しく、思わず
いつの時代に自分がいるのか一瞬わからなくなるほどでした。

このあと直会といって、こちらの集会所で宮司さまと参加者でおいしいお昼の
お弁当をいただきました。
その後さらに境内をご案内いただき、この神宮がとても重要な地にあるという
興味深いお話を伺うことができました。

立派な夫婦クスノキが祀られていて、非常にパワフルで圧倒されるような
存在感でした。

せっかく関西に行くので、今回は淡路島のあと、久しぶりに奈良に一泊する
ことにしました。
京都へはこれまでも何度か行っていましたし、京都は観光客が多くて静かな
風情をじっくり味わうことが難しくなってきているなと感じていたので、
奈良に行ってみようとおもったのです。
まず最初に訪れたのは、ずっと前から一度行きたかった大神神社です。
三輪山がご神体になっている珍しい神社で、日本最古の神社と言われています。
そして三輪山へは登拝することができます。
◎大神神社 HP http://oomiwa.or.jp/

不思議なことにここを訪れた際も、ちょうどお神楽と舞が行われていました。

こちらはご神木の巳の神杉(みのかみすぎ)。 こちらにはヘビが好むという卵が
たくさんお供えされていました。

ここからはくすり道を通って、奥にある狭井神社 (さいじんじゃ)を目指します。

狭井神社は病気平癒の神様として信仰が篤く、有名なご神水の出る薬井戸が
あります。 こちらのご神水は万病に効くという薬水と言われています。
わたしも持参した水筒に入れてたっぷりいただきました。


ここから脇にある山道に入って三輪山に登ることができるのですが、今回わたしは
そちらは見送って、代わりに山の辺の道を少し歩いてみることにしました。

山の辺の道は思っていたよりもずっと細い山道、まさに旧道そのものといった
風情で、しかももう少し歩いている人がいるかとおもったのですが、ほとんど
1人で歩くことになったので、ちょっとドキドキしました(笑)

道端で見かけたきれいな蝶。

途中で唯一見かけた道しるべ。

こちらが八大龍王弁財天。 誰もいなくてとても静かで独特な雰囲気がありました。

約40~50分ほど歩いたでしょうか、ようやく目的地の桧原神社に着きました。
ここは先ほどの大神神社の摂社でもあり、いわゆる元伊勢と言われる由緒ある
格式高い場所でもあります。
◎桧原神社 http://oomiwa.or.jp/keidaimap/23-hibarajinja/

非常に清々しく掃き清められた何とも言えず気持ちのよい場所で、わたしは
とても好きになりました。 あまりに離れがたくて、予定よりもゆっくりと
この場所ですごすことになりました。
この珍しい三ツ鳥居が特徴です。

この神社を出てすぐのところに茶店があって、そちらで三輪名物のにゅうめんと
お手製の冷たいしそジュース、さらに手作りの草団子をいただいたのですが、
どれもとってもおいしかったです♪
(疲れていたこともあって、写真を撮り忘れてしまいすみません!)
わたし1人貸し切り状態で、鳥のさえずりだけが聴こえてくる、本当に静かで
のどかなよいところでした。
ここでしばらく休んでいると、この日は暑いくらいだったのですが、歩いてきた
疲れが一気に取れました。
おかみさん手作りの蕗の佃煮や、こちらで採れた新鮮な野菜なども売られていて、
見ているとどれもおいしそうで持って帰りたくなります(笑)
このあたりなら住んでもいいなとおもってしまうほど、心和む気持ちのよい、
ちょっと立ち去りがたくなるような素敵なところでした。

桧原神社をあとにして、再び大神神社のほうへと山の辺の道を戻ります。
最後に大美和の杜展望台からの三輪エリアの眺めをしばし楽しみました。

奈良には一泊したので、翌日は急きょ朝食後、20年に一度の式年造替を
目前に控えた春日大社を目指しました。
当初の予定にはなかったのですが、宿泊先の部屋にチラシが置いてあって、
春日大社で毎朝一般人も参加できる、朝のお参り(朝拝)をやっていると
知ったので、せっかくの機会なので行ってみることにしたのです。
朝拝について http://www.kasugataisha.or.jp/shun_joho/000370.html
大勢の参加者で声を合わせて大祓詞を繰り返し唱えるのですが、しだいに
自分が無心になっていくのが感じられ、頭も心もとてもすっきりしました。
日本各地で今年は大きな震災が続いているので、朝から皆で心を合わせて
復興を祈るのはとても清々しい体験でした。

さらにラッキーだったのは、この期間だけ参加できるお砂持ちという特別な
行事をぐうぜんにも体験できたことです。
お砂持ちというのは、本殿前に敷きつめられた砂を入れ替える行事のことで、
式年造替の行事のひとつとされています。
普段皇室の方の出入りしか許されない内院への参拝ができる、非常に貴重な
機会だそうです。
広い境内にはたくさんの鹿がの姿が見られました。


まだ他にもおまけがあって、奈良でアートフェスティバルが開催されていて、
いろんな場所でアート作品を鑑賞できるということだったのですが、ここ
春日大社では今人気のチームラボの素敵な作品を観ることができました。

春日大社を後にして、次に法隆寺に向かいました。
ちょうど夢殿で秘仏の国宝救世観音菩薩が秋の特別拝観中だったからです。
法隆寺にはもう記憶にないくらい何年も来ていなかったので新鮮でした。
さすがに境内には人が大勢いたのですが、救世観音を観る際はなぜかあまり
人がいなかったので、思いのほかじっくりと拝むことができました。

その後、すぐ隣の中宮寺の国宝菩薩半跏像(寺伝如意輪観音)にも立ち寄る
ことにしました。
半跏思惟像といえば、京都の太秦広隆寺の弥勒菩薩が有名ですが、こちらの
黒い弥勒菩薩もとても穏やかなお顔、魅力的なお姿をされていて、優しく
包み込まれるような温かさを感じました。

この旅の最後に秋篠寺を訪ねました。 念願の美しい伎芸天像を見るためです。
だいぶ空が曇って来て今にも雨が落ちてきそうな中、緑の苔のきれいな庭を
眺めながら本堂へと急ぎます。


伎芸天像はかなり大きなもので多少驚きましたが、やはり何ともいえず優美で
たおやかな美しいお姿をされていて、いつまででも眺めていたくなるような、
そんな魅力に満ち溢れていました。
こちらのサイトもどうぞ!
http://nara.jr-central.co.jp/campaign/akishinodera/index.html
予想外の盛りだくさんな奈良の旅となりましたが、それでもなお名残惜しく
感じるほど、奈良はゆったりとした時間が流れていました。
優雅でどこか華やかな京都とはまた違い、素朴でひなびていて、いにしえの
日本の風情を色濃く残してくれているのが嬉しかったです。
まさに日本人の心のふるさとだなぁと感じました。
奈良にはちょっとはまりそうな気がしています。
またぜひゆっくり訪ねてみたいとおもいます。
何度となく胸を熱くした夏、そして高原の夏休み
この夏は不安定なお天気が続いていますが、お元気におすごしですか?
わたしは夏の暑さは苦手なのですが、今年はオリンピックやその他を通じ、
何度となく思わず胸が熱くなるような日々を送っています。
といっても残念ながら恋愛ではありませんが(笑)
たくさん心で感じること、心が動くということは生きている証拠。
すべての感情にいい・悪いはありません。
自分が感じている感情こそが、自分にとっての真にしあわせな道を教えて
くれるのではとおもいます。
「感じること」が今の時期、とても大切なことのような気がしています。

8日の天皇陛下のお言葉もその1つでした。 天皇陛下の誠実に真摯にご自分の
お立場・お役目を生きてこられたことに改めて感銘を受けたこともありますし、
わたしたち一人一人が「あなたは何を大切にどのように生きていきますか?」と
問われているような、そんな気がしたのです。

オリンピックでは、日本人の活躍が目覚ましく、連日つい夢中になって観戦して
しまいました。
もちろん日本人が今回たくさんのメダルを取ったことはとても嬉しいことですが、
個人的にはこの日までひたすら厳しい練習を積み重ねてきた世界中の各選手が、
本番で自分を信じて100%自分の力を出し切る素晴らしさ、その姿の美しさに
何より感動しました。
特に感じたのは、日本人のチームワークの素晴らしさ(各競技、団体になるとより
力を発揮していましたよね!)と、若い選手たちが生き生きと活躍していたこと、
そして心技体すべて兼ね備えたベテラン選手たちが、最後にその実力をみごとに
出し尽くしていたことです。
世界の舞台でもメンタル面での強さを持った日本人選手が多く見られたことにも
勇気づけられました。
人間の持つ素晴らしいものをたくさん見せてもらえた気がして感謝しています。

夕食をご一緒する機会があったのですが、若い人って希望を感じていいなぁ、
何より可愛いなぁ、しかも頼もしいなぁととっても嬉しくなりました。
わたしには子どももですが、姪っ子・甥っ子もいないので(寂しいことに・・・涙)、
若い人と話をすることがあまりなかったので、余計新鮮だったのでしょう。
これからもずっと応援していきたいなとおもいました。
(ある絵本をプレゼントしたのですが、喜んでもらえてよかったです♪)

久しぶりに映画館で観たのが、韓国映画『あなた、その川を渡らないで』です。
長年連れ添った老夫婦の物語なのですが、その子どものように無垢で無邪気な
仲睦まじい二人の姿にとても感動しました。
人として失くしてはいけない、何か大切なものを思い出させてくれるような
美しい映画でした。
テレビで偶然観て思わず見入ってしまったのが、初めて知ったベトナム人の
ティック・ナット・ハーン禅師を紹介する番組でした。
その一言一言、丁寧に言葉を選びながら穏やかな微笑みをたたえて静かに
語る、師のたたずまいがとても印象的だったのです。
マインドフルネス瞑想に基づく生活を通じて、ひとりひとりが真の心の平和を
目指していこうという運動をされています。
ご興味ある方はこちらもご参照ください。
http://tnhjapan.org/tnh/

また他に、藤城清治さんの美しい影絵を久しぶりにじっくり鑑賞する機会が
不思議に続けてありました。
偶然立ち寄った銀座の教文館の上の階で展覧会が開催されていたのです。
驚いたことに写真撮影OKということだったので、一枚だけご紹介します。
(作品のタイトルを書き留めるのを忘れてしまってすみません)
変わらず光と影が繊細に美しく表現されていて、単なるメルヘンを超えた
豊かで幻想的な世界、そして力強いメッセージにとても心惹かれました。
90を超えたご高齢の藤城画伯、作品にかける情熱はますます高まっている
ようにも感じます。

長くなりますが、先週末に長野の友人を訪ねて信州の高原に出かけてきました。
車山高原というところに一泊したのですが、近くには白樺湖があります。
初日はあいにくの大雨に見舞われたので、急きょ予定を変更して龍神の池のある
真楽寺へ立ち寄ることにしました。
本降りの雨だったこともあり、行った時は他に誰もいなくて、ゆっくり参拝する
ことができました。
湧き水からできた池ということで、水が澄んでとてもきれいで、底に生えている
美しい藻の緑がはっきりとあざやかに浮かんでいます。
その水の色が何ともいえず神秘的で、しかも水面が不思議にキラキラといろんな
場所が光るので、友人と絶対にこの池(沼?)には龍が棲んでるね!と思わず
話したのを覚えています(池のほとりには青龍を祀った小さな祠がありました)。

見てください! ほら、本当に龍がいるんですよ~

長い石段の上には観音堂が。

大好きな石仏。 ふくよかな優しいお顔に心が和みます。

この日は夕方真っ白な濃い霧の中宿へ向かい、ゆっくりすごしました。
翌日も山の天気ということで悪天候も覚悟していたのですが、珍しく
早く目が覚めて外を見るときれいに晴れて、目の前に山々が連なって
いるのが見えます。
その時です、ちょうど正面にそびえる蓼科山の頂上から、まるでダイヤ
モンド富士のように朝日が昇ってきたのです!
素晴らしい日の出を拝むことができ、その神々しい光に圧倒されつつも
しあわせな気持ちになりました。

八ヶ岳の稜線もくっきり見えます。
美しく連なる山々を眺めながらの早朝の展望露天風呂は、お湯もやわらかで
とても気持ちよかったです。

チェックアウトするとすぐに車山高原へ向かいます。 リフトを乗り継いで
山頂まで快適に行くことができました。
山頂には白い鳥居が美しい車山神社があって、まずは参拝してからゆっくりと
あたりの散策を楽しみました。






こんな可愛らしい山ガールたちも♪

わたしも恥ずかしながら記念に一枚。

可憐なお花たち、そしていろんな虫たちとの出会いもありました。



山の上では緑も青空もこんなに濃くて、すべての生命が輝いてまぶしかったです!
どこを見てもまさに「夏!」といった感じでした。



帰りのリフトでは、さわやかな風を感じながら素晴らしいパノラマの景色を
楽しむことができました(最初はちょっと怖かったのですが・・・笑)。
見つけた四つ葉といっしょに山を下りました。


車山高原をあとにしたわたしたちは、白樺湖畔にある藤城清治さんの作品が
観られる影絵美術館に立ち寄り、最後に牧場へ寄ってミルクが濃くておいしい
ソフトクリームを食べることができて大満足でした(笑)
この日のビーナスラインのドライブは本当に気持ちよかったです!

たった一泊二日の旅でしたが、大好きな信州の高原ですごすことができて
友人ともゆっくり話すことができ、楽しい思い出になりました。
やっぱり自然はいいですね。 年々豊かな自然の中ですごす時間に深い
喜びを感じます。
皆さまも引き続き素敵な夏をおすごしくださいね♪
