2018年 06月 20日
念願の熊野三山へ ~熊野本宮大社&熊野速玉大社編~
熊野の続きが遅くなってしまいました。 先日は大阪の地震などもあり驚きましたね。
怖いおもい、そしてご不便なおもいをされている方もいらっしゃるとおもいます。
被害がこれ以上広がることなく、できるだけ早く落ち着いた生活に戻られますように、
お祈りしたいとおもいます。
と同時に日本はどこにいても地震の可能性はありますので、お互いに防災の意識を
持ちつつ、その上でやみくもに心配することなく、平常心ですごしたいですね。
紫陽花がきれいな季節ですね。 皆さまは何色がお好きですか?
さて熊野三山の旅の続きです。 翌日は朝早くに出発し、まず熊野本宮大社を訪れました。
この日はちょうど例大祭の最中で、湯登神事が朝から行われるということで一部見学する
ことができました。 どのようなご神事なのかについては、こちらをご覧ください。
http://www.hongu.jp/event/reitaisai/
鳥居をくぐると急な石段が続きます。
掃き清められてすっきりと気持ちのよい社殿エリア。 4つの社殿が並んでいます。
いよいよご神事が始まりました。
その後わたしが今回楽しみにしてい熊野本宮大社の旧社地の大斎原(おおゆのはら)に
歩いて向かいます。
遠くからでも大きくて堂々そびえる有名な大鳥居。
日本一と言われる大きさ。 近づくと本当に大きくて圧倒されます!
この大鳥居、高さ約34m、幅約42mあるそうです。
ここは川にはさまれた中洲のような土地で、しかも昔はうっそうとした森だったようです。
不思議な地形ですが、風がよく通りとても気持ちのよいところで、ずっといたくなるような、
そんなとっても素敵なところでした。
本来ならこの場所に熊野本宮大社はあったわけで、それはきっと素晴らしかっただろうなと
おもいました。 でも残念ながら大洪水で社殿が流されてしまい、先ほどの本宮大社の場所に
移ったんですね。
ここでは不思議なことがあって、手水舎で手を洗おうと思って木製の柄杓を持ちあげたら、
なんと、小さなアマガエルがそこに座っていたんです!
いったいどうやって柄杓の中に入ったんでしょうか??
周りにいた人たちも大騒ぎになって、みんなで大撮影大会になりました!(笑)
(カエルが逃げたらいけないとおもって慌てたので、ちょっとピンボケですみません!)
水がきれいそうだったので、少し歩いて周りを流れている川のほうへ行ってみました。
川のせせらぎの音、そして川面をやさしく吹いてくる風が本当に気持ちよくて、
時間があれば足をつけたりしたかったです。
この日もお天気に恵まれたのでラッキーでした!
この後昼食をいただいて、あとは残すところ、熊野速玉大社のみとなりました。
こちらでは先に古宮のゴトビキ岩で有名な神倉神社のほうへ先に行くことに。
この神倉神社は、熊野大神が熊野三山として祀られる以前に一番最初に降臨された聖地で、
ゴトビキ岩がご神体となっています。
こちらはご覧の通り、赤い鳥居をくぐるといきなり急こう配の、しかも足場の悪い
石段が延々と続きます。 手をついて登らないといけないくらいキツイですよと
脅かされていたので(笑)、念のため木の杖を借りてかなりドキドキしながら登り
始めましたが、意外にスムーズに進むことができました。
雨だったらすべりやすくて大変だったとおもいますが、お天気でよかったです!
(こちらもぜひすべりにくい、歩きやすい丈夫な靴で行かれることをお勧めします!)
こちらがぜひ見てみたいとずっと心待ちにしていたゴトビキ岩。
山の中腹にどうしてこんな巨大な岩があるのでしょう?? 本当に不思議です。
なんだか落ちてきそうですよね!
参拝するため近くに寄るとこんな感じです。 本当に大きくてものすごく重そう!
そしてこちらからの眺めは最高です! がんばって登ってきた甲斐がありました。
石段は上りよりも下りのほうが足にこたえると言いますが、本当にそうですね。
膝や足首を痛めないように気を付けながら、石段を下りて行きました。
(翌日、さぞかし筋肉痛になるかなと心配しましたが、まったく出なくて
ちょっと自信になりました・・・笑)
ここからはまた歩いて熊野速玉大社へ向かいます。
鳥居をくぐると、すぐにあったのがこちらの2社。
八咫烏神社なんてあるんですね~ 手力男神社にもビックリ!
こちらはご神木。
手水舎の龍がこんなちょっと変わったデザインでした。
これにて無事熊野三社の参拝が済んだところで、暑かったこともありかなり疲れました。
そんな疲れた体に何よりも嬉しいモノを発見!
写真を撮り忘れてしまったのですが、こちらでしかいただけないという、その名も
名物「熊野もうで餅」。 モチモチと柔らかくてあんこの甘さも控えめで、最高に
おいしかったです!
https://moudemochi.com/
座って食べられる場所があったので、それぞれ冷たい飲み物やらこのお餅やらを買って、
一休みしました。
帰りのバスの車窓から熊野灘にきれいな川が注ぎ込むのが見えました。
熊野は「よみがえりの地」と言われているそうです。 昔から人は熊野詣をすることで、
心身共に浄化して、生まれ変わってまた新たな気持ちで生きていこうとしたのだという
ことです。
わたしもこのタイミングで念願の熊野を訪れることができ、今までの人生を改めて感謝を
持って振り返ることができました。
この旅でまず那智の滝で身を清めて、次に大斎原の森と川に癒され、最後にゴトビキ岩に
パワーをいただき、また気持ちも新たに丁寧に歩んで行けたらとおもっています。
そして今回改めて気付いたこと。 それは三山とも古宮のほうがわたしは好きということ
でした。 いずれももともと置かれた場所というのは、自然のエネルギーや環境がそれだけ
素晴らしいということ。 ですのでわたしの場合は立派な社殿に惹かれるのではなく、
その場所のエネルギーに惹かれるのだなぁとおもいました。
熊野の自然は本当に雄大で素晴らしいので、伊勢よりもアクセスが難しくはなりますが、
機会があればぜひ皆さまも訪れてみていただけたらとおもいます。
☆たまたま見つけたこちらのサイトに上手に熊野のことがまとめて紹介されているので、
よろしければ参考になさってください。
https://laflora.jimdo.com/%E4%B8%96%E7%95%8C%E9%81%BA%E7%94%A3-%E7%86%8A%E9%87%8E%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6/
怖いおもい、そしてご不便なおもいをされている方もいらっしゃるとおもいます。
被害がこれ以上広がることなく、できるだけ早く落ち着いた生活に戻られますように、
お祈りしたいとおもいます。
と同時に日本はどこにいても地震の可能性はありますので、お互いに防災の意識を
持ちつつ、その上でやみくもに心配することなく、平常心ですごしたいですね。
紫陽花がきれいな季節ですね。 皆さまは何色がお好きですか?
さて熊野三山の旅の続きです。 翌日は朝早くに出発し、まず熊野本宮大社を訪れました。
この日はちょうど例大祭の最中で、湯登神事が朝から行われるということで一部見学する
ことができました。 どのようなご神事なのかについては、こちらをご覧ください。
http://www.hongu.jp/event/reitaisai/
鳥居をくぐると急な石段が続きます。
掃き清められてすっきりと気持ちのよい社殿エリア。 4つの社殿が並んでいます。
いよいよご神事が始まりました。
沿道で見ていた小さな子どもたちが、自ら深くお辞儀する姿に感激しました!
その後わたしが今回楽しみにしてい熊野本宮大社の旧社地の大斎原(おおゆのはら)に
歩いて向かいます。
遠くからでも大きくて堂々そびえる有名な大鳥居。
日本一と言われる大きさ。 近づくと本当に大きくて圧倒されます!
この大鳥居、高さ約34m、幅約42mあるそうです。
ここは川にはさまれた中洲のような土地で、しかも昔はうっそうとした森だったようです。
不思議な地形ですが、風がよく通りとても気持ちのよいところで、ずっといたくなるような、
そんなとっても素敵なところでした。
本来ならこの場所に熊野本宮大社はあったわけで、それはきっと素晴らしかっただろうなと
おもいました。 でも残念ながら大洪水で社殿が流されてしまい、先ほどの本宮大社の場所に
移ったんですね。
ここでは不思議なことがあって、手水舎で手を洗おうと思って木製の柄杓を持ちあげたら、
なんと、小さなアマガエルがそこに座っていたんです!
いったいどうやって柄杓の中に入ったんでしょうか??
周りにいた人たちも大騒ぎになって、みんなで大撮影大会になりました!(笑)
(カエルが逃げたらいけないとおもって慌てたので、ちょっとピンボケですみません!)
水がきれいそうだったので、少し歩いて周りを流れている川のほうへ行ってみました。
川のせせらぎの音、そして川面をやさしく吹いてくる風が本当に気持ちよくて、
時間があれば足をつけたりしたかったです。
この日もお天気に恵まれたのでラッキーでした!
この後昼食をいただいて、あとは残すところ、熊野速玉大社のみとなりました。
こちらでは先に古宮のゴトビキ岩で有名な神倉神社のほうへ先に行くことに。
この神倉神社は、熊野大神が熊野三山として祀られる以前に一番最初に降臨された聖地で、
ゴトビキ岩がご神体となっています。
こちらはご覧の通り、赤い鳥居をくぐるといきなり急こう配の、しかも足場の悪い
石段が延々と続きます。 手をついて登らないといけないくらいキツイですよと
脅かされていたので(笑)、念のため木の杖を借りてかなりドキドキしながら登り
始めましたが、意外にスムーズに進むことができました。
雨だったらすべりやすくて大変だったとおもいますが、お天気でよかったです!
(こちらもぜひすべりにくい、歩きやすい丈夫な靴で行かれることをお勧めします!)
こちらがぜひ見てみたいとずっと心待ちにしていたゴトビキ岩。
山の中腹にどうしてこんな巨大な岩があるのでしょう?? 本当に不思議です。
なんだか落ちてきそうですよね!
参拝するため近くに寄るとこんな感じです。 本当に大きくてものすごく重そう!
そしてこちらからの眺めは最高です! がんばって登ってきた甲斐がありました。
石段は上りよりも下りのほうが足にこたえると言いますが、本当にそうですね。
膝や足首を痛めないように気を付けながら、石段を下りて行きました。
(翌日、さぞかし筋肉痛になるかなと心配しましたが、まったく出なくて
ちょっと自信になりました・・・笑)
ここからはまた歩いて熊野速玉大社へ向かいます。
鳥居をくぐると、すぐにあったのがこちらの2社。
八咫烏神社なんてあるんですね~ 手力男神社にもビックリ!
こちらはご神木。
手水舎の龍がこんなちょっと変わったデザインでした。
これにて無事熊野三社の参拝が済んだところで、暑かったこともありかなり疲れました。
そんな疲れた体に何よりも嬉しいモノを発見!
写真を撮り忘れてしまったのですが、こちらでしかいただけないという、その名も
名物「熊野もうで餅」。 モチモチと柔らかくてあんこの甘さも控えめで、最高に
おいしかったです!
https://moudemochi.com/
座って食べられる場所があったので、それぞれ冷たい飲み物やらこのお餅やらを買って、
一休みしました。
帰りのバスの車窓から熊野灘にきれいな川が注ぎ込むのが見えました。
熊野は「よみがえりの地」と言われているそうです。 昔から人は熊野詣をすることで、
心身共に浄化して、生まれ変わってまた新たな気持ちで生きていこうとしたのだという
ことです。
わたしもこのタイミングで念願の熊野を訪れることができ、今までの人生を改めて感謝を
持って振り返ることができました。
この旅でまず那智の滝で身を清めて、次に大斎原の森と川に癒され、最後にゴトビキ岩に
パワーをいただき、また気持ちも新たに丁寧に歩んで行けたらとおもっています。
そして今回改めて気付いたこと。 それは三山とも古宮のほうがわたしは好きということ
でした。 いずれももともと置かれた場所というのは、自然のエネルギーや環境がそれだけ
素晴らしいということ。 ですのでわたしの場合は立派な社殿に惹かれるのではなく、
その場所のエネルギーに惹かれるのだなぁとおもいました。
熊野の自然は本当に雄大で素晴らしいので、伊勢よりもアクセスが難しくはなりますが、
機会があればぜひ皆さまも訪れてみていただけたらとおもいます。
☆たまたま見つけたこちらのサイトに上手に熊野のことがまとめて紹介されているので、
よろしければ参考になさってください。
https://laflora.jimdo.com/%E4%B8%96%E7%95%8C%E9%81%BA%E7%94%A3-%E7%86%8A%E9%87%8E%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6/
by ayalove343
| 2018-06-20 17:50
| 旅(国内)
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