2017年 08月 26日
夏のイギリスへ ~ 湖水地方編 ~
皆さま、夏をお元気におすごしでしょうか。
きっといろいろな楽しい思い出がそれぞれにできていることとおもいます。
すみません、だいぶ日が経ってしまいましたが、7日は立秋、そして8日は満月でしたね♪
こんなやわらかい優しいお月さまが浮かんでいました。。
22日は新月でしたが、アメリカでは皆既日食も見られたということで、パワフルな日だった
ようですね。 わたしはよく異常に眠くなったりということがあります。
改めて宇宙の神秘を強く感じるとともに、天体からもわたしたちは影響を受けているのだなぁと
いうことをしみじみ感じます。
☆
だいぶ間が空いてしまいましたが、イギリスのブログも今回が最終回となりました。
「湖水地方編」ということでお送りしたいとおもいます。
湖水地方はピーターラビットの作者、ビアトリクス・ポターや詩人のワーズワースゆかりの
地として有名な人気の観光地です。 きっとご存知のかたも多いのではないでしょうか。
わたし自身も以前から一度訪れてみたいと憧れていた場所でした。
今回その夢が叶って、Kさんご夫妻と2泊3日で訪れることができました。
電車や宿等、旅の手配をしてくださったKさん、本当にありがとうございました!
湖水地方へはロンドンから、こんな色鮮やかなカッコいい(笑)特急列車で向かいます。
今回はファーストクラスの車両だったのでとても快適でした。
軽食や飲み物も付いて嬉しかったです!
車窓にはさすがイギリス、どこまで行っても美しい緑の田園風景が広がっていました。
こちらは宿泊したホテル。 ウィンダミア湖をのぞむ丘の上にありました。
バス停にも近く、湖へもすぐに歩いて行けるとても便利な場所で、居心地のよいプチホテル
といった感じでした。
お庭のお花がきれいで、朝食がとてもおいしかったです!
お部屋の変更をお願いすることになったのですが、その時対応してくれたスタッフの女性が
とても親切で、思いがけず素敵なお話のやり取りをすることになり、忘れられない思い出に
なりました。 言葉が十分でなくても、こうして心と心が確かに通じ合えた体験はいつまでも
心に残る嬉しいものでした。
着いた日はお天気に恵まれたので、お昼前にホテルに荷物を置いたあと、さっそく二階建て
バスでグラスミアを目指します。 グラスミアではまずワーズワースゆかりの場所に立ち寄り、
見学ツアーにも参加しました。
車窓からの眺め。
ワーズワースの住んでいたダヴ・コテージ。
その後カフェで軽くランチを済ませると、グラスミア湖からライダル湖のあたりを
巡るトレッキングコースを歩いてみることにしました。
このころになると少し空が曇ってきて、時おり小雨が落ちてきたりもしましたが、
湖や小川を見ながら緑の中を歩くのはとても気持ちがよかったです!
(ただし、体温調節がけっこう大変で、こまめに上着を脱いだり着たり、ちょっと
忙しかったです・・・笑)
カフェのあたりで見かけた川沿いのレストラン。
とっても人懐っこかった(笑)一羽のカモくん。
こんな可愛いワンちゃんを連れた少年に出会いました♪
わたしはこのライダル湖が女性的なおだやかさがあって、一番好きでした。
この日はかなり早起きして早朝ロンドンを出発した上、さらにがんばって歩いたので、
日ごろ運動不足気味のわたしはかなりヘトヘトになりました(苦笑)
宿の戻り近くのレストランで夕食をいただいて早めに休みました。
夕食後、宿に戻る前にウィンダミア湖のほとりを歩いていた時、白鳥ファミリーが!
子だくさんでにぎやかですね(笑)
翌朝の朝食がとってもおいしくて、ふだんは朝はほとんど食べないのですが、朝から
しっかりいただきました(笑)
イングリッシュ・ブレックファスト、大好きです♪
この日はさらにバスに乗って、昨日よりさらに遠いケズウィックに行くことに。
なぜかというと、ここにはストーン・サークルがあるからです(笑)
この日もバス亭からかなりの距離を往復歩くことになりました。
到着すると大勢の人たちが来ていました。 皆さん、やっぱり興味があるんですね♪
わたしもせっかくなので記念に一枚!
こちらでは持参したりんごを食べたり、草の上に寝そべったりしてゆっくりすごしました。
すぐ近くに羊たちが放牧されているのですが、なぜかストーン・サークルの中には
決して入ってこないのがおかしかったです(笑)
目に見えないバリアでも張っているのでしょうか?!
ケズウィックからの帰りにアンブルサイドの街中に立ち寄り、有名な古い石の橋を見たり、
しばしお店を冷かしながら街の散策を楽しみました。
この時上空には太陽の周りに虹色の彩雲がやわらかく取り囲んでいてきれいでした♪
早いもので最終日。 この日は初めて朝から雨でちょっと残念におもっていました。
ところがしばらくするとだんだんと雲が切れて空が明るくなってきたかな、と
おもって空を見ていたら、虹が現れたんです! どんどん濃くなって、しだいに
長さも伸びて行ってきれいな弧を描くようになり。。
最後になって湖水地方の神様からの思いがけない嬉しいプレゼントに大感激でした。
3階の屋根裏部屋からの眺め。 宿のお庭、そしてウィンダミア湖がよく見えます。
朝、お庭で野生のうさぎを見かけました! 小さくてとっても可愛かったです♪
まさに〝ピーター・ラビット”ですね~(笑)
旅の最後はバスと小さなボートを乗り継いで、ピーター・ラビットで有名な
ビアトリクス・ポターゆかりの地、ニアソーリーに行くことにしました。
この日も結局ありがたいことに最高のお天気に恵まれました!
ポターが暮らしていた家、ヒルトップ。 たくさんの観光客がやってきていました。
色とりどりの花々がお庭に植えられていて、門を入ってから家までのアプローチが
とても素敵でした。
いよいよ中へ。 その前に入口で記念写真をパチリ!
この日も空には太陽の周りに虹色の彩雲が。
帰りのボートにはこんな可愛い犬を連れたご夫婦が。 和まされます。。
帰りの特急列車では、素敵な老婦人と相席になりました。
英語がもっと話せたらとつくづく思わされましたが(涙)、それでも多少お話できて
嬉しかったです。
サンドイッチの軽食を選びましたが、他にもいろいろ付いてきておいしかったです!
こうして楽しい湖水地方への旅が無事終わりました。
今回は車ではなく、公共の乗り物を使って移動しましたが、いろいろなところへ
行くことができ、十分楽しむことができました。
調べてくださったKさんには本当に感謝しています。 ありがとうございました!
この長い滞在でお世話になった友人のEmiさんに、最後にお礼の気持ちをこめて
Emiさんとも面識のある素敵な地元の小さなフラワーショップで花束をお願いして、
プレゼントすることにしました。
Emiさんのお好きな白百合を入れてもらいました♪
Emiさんと今回お話させていただいた中で、心に残っていることがあります。
食事についてもいろいろなものをマメに手作りされていたり、お庭のお手入れも
毎日されていて、日々の暮らしを丁寧に大事にされているなぁと感じました。
常にいろんな方とオープンにつながろうとされていて、自分のほうから手を差し
伸べる、他の人を招き入れる姿勢も学ばされました。
遠慮せず、そして惜しみなく皆さんとシェアすることで、よいものはどんどん
広がっていくのだと改めて気付かされました。
たくさんの大切なことを教えてくれたEmiさん、ありがとうございました♪
by ayalove343
| 2017-08-26 00:05
| 旅(海外)
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